熱中症の人を助ける時のポイントは?
熱中症とは、
暑さによって体温調節がうまくできなくなり、
体内の水分や塩分が不足することで起こる症状です。
熱中症になると、めまいや頭痛、吐き気、けいれんなどの軽いものから、
意識障害やショック、臓器障害などの重いものまでさまざまな症状が現れます。
重症化すると命に関わることもありますので、
早期に対処することが重要です。
熱中症の人を助ける時のポイントは?
熱中症の人を見つけたら
まずは安全な場所に移動させます。
日陰や涼しい室内などが望ましいです。
移動させる際は、ゆっくりと優しく声をかけて安心させます。
次に、救急車を呼びます。
特に意識がない場合や呼吸が乱れている場合は、
すぐに救急車を呼ぶ必要があります。
救急車を呼ぶ際は、現在地や状況、年齢や性別などを伝えます。
救急車が来るまでの間は、
体温を下げることが大切です。
服を脱がせたり、
扇風機や氷嚢などで冷やしたりします。
特に首やわきの下、
足の付け根などの血管が多い部分を冷やすと効果的です。
ただし、冷えすぎないように注意します。
また、水分や塩分の補給も必要です。
意識がある場合は、
水やスポーツドリンクなどを少しずつ飲ませます。
意識がない場合は、
口から飲ませることはできませんので、
点滴などで補給します。
熱中症の人を助ける時は、
自分自身も暑さに注意しながら行動します。
自分も熱中症にならないように水分や塩分を摂り、
無理をしないようにします。
熱中症の人を助ける時のまとめ
暑い日が続く中で、
自分だけでなく周りの人も気を配りましょう。
熱中症は予防することが一番ですので、
適度な休憩や水分補給、日除けなどを心がけましょう。